どこか透明感のある文章が印象的な、辻村深月さん。
その辻村さんの”大好き”を集めたエッセー、図書館で見つけました。
あげられている”好きな”モノに共通点も多く、
この方の作品に共感を覚える理由が、なんとなく。
久々に”冷たい校舎の時は止まる”、読み返してみようかな。
(出典: booklog.jp)
以前より読みたいと思いながらも、なかなかにタイミングが合わず、
決定的に気分転換をしたくなったら開いてみようと、漠然と思いながら、ようやく。
片道15分の関西ローカル線を舞台とした、連作短編集となります。
そのローカル線・沿線に住む人々の、日常の重なりを有川さんらしく、テンポよく。
登場する人々も魅力的ですが、主役は題名通りに阪急電車(今津線)となるのでしょうか。
往復で半年のタイムラグを設けているのも絶妙で、一気にほっこりと読めてしまいました。
中でも印象的だったのは、図書館にまつわるカップルのエピソード。
近くに大きめの図書館があるってのは、やっぱりいいなぁ、、なんて。
あと、昔から一度は行ってみたい場所として、仁川の名も印象に。
桜の時期に桜花賞を観に行きたいのですが、せっかくならこの路線の往復路も楽しみたい所。
(出典: booklog.jp)
友人の方の書評をみて、衝動買いした一冊。
その優しい雰囲気に惹きこまれるように、一気に読んでしまいました。
ガリレオなどでの東野さんとはまた違った文体で、
誤解を恐れずに言うと、どこか女性的な柔らかさを感じました。
特に前半は、三浦さんや畠中さん、川上さんにどこか通じるような。
後半のちょっとしたシニカルさと伏線の畳み方はらしいといえばらしいですが。
ん、時間を越えてつながる想いというものは、あるのでしょうか。
ふとロマンを信じたくなった、そんな一冊。
(出典: booklog.jp)
古典部シリーズ、一年目の総括ともいうべき、短編集。
春から夏、秋、冬、そして巡っての春まで、緩やかな変化と共に。
春休みの雛と桜の対比が、美しく。
- 折木さんに、紹介したかったんです
この言の葉にこめられた想いは、無意識の発露でしょうか。
ん、二年目の物語が楽しみです。
(出典: booklog.jp)
古典部シリーズ・第3弾、いよいよ文化祭当日の物語。
4人のモノローグが絡み合いながら、一つの事件を追っていきます。
一年越しの想いがクロスオーバーしていく様は、なかなかに甘酸っぱいです。
(出典: booklog.jp)
一年戦争からグリプス戦役、そして第2次ネオ・ジオン戦争まで、
ガンダムでのシャアの軌跡を追った一冊、、妙にロジカルに。
- 自分が二流であることを自覚しながら、一流の目標のために動かねばならぬ人間は不幸だ
この言葉にすべてが込められている、そんな気がします。
久々に、TV版のZを見返したくなってきたなぁ、なんて。
(出典: http)
意外とあっさりとケリがついたラストシーズン。
無事に大団円を迎えて一安心ですが、ちょっと尻すぼみな感も。
1stシーズンが一番面白かったですかね~
(出典: booklog.jp)
その題名から”ブライトメス・高階”の物語かと思ったら、違いました。
キーとなるのは”聖なる守銭奴・天城医師”、その名の示すとおりに”カネ”を優先させる人物。
個人的には、”医龍”の鬼頭と朝田の癖のあるところを足して二で割ったような印象です。
どちらも”須磨先生”の系譜に連なると思えば、それもまた納得ですが、、閑話休題。
さてその天城医師、手段は違えど目指すところは高階先生や佐伯教授と同じ。
されどその違いに、どこか破局の香りを纏わせながら、それでも闊達に駆けていきます。
そのテンポ、ロジックの流れの快適さ相変わらずに、引きこまれました。
- 新たなるステージに導いた破境者と名づけたい
著者海堂さんの思いは文中にも出てくる「破境者」との言葉に集約されているかと、
旧い体制を壊しながら”新しいコト”を始めることが、如何に大変なことか。
ん、次の物語にて、”サクラ”の苗木は桜宮の大地に立てるのかどうか、
救急という名の萌芽をも包んでいるだけに、結実の内容が楽しみです。
(出典: booklog.jp)
新装版が出ていたので、ブレイズメスのプレとして久々に再読。
舞台は1988年、大学病院、”チーム・バチスタの栄光”につながる、物語。
小気味のよいテンポの文章が、相変わらずに心地よく、
また、後のバチスタ時代のお気楽さとは違った、
若き日の高階先生の快刀乱麻っぷりが面白く。
それでいて背筋が伸びるようなリアリティを感じるのは、
実体験をベースにしているからなのでしょうか。
技法を簡素に汎用化しても、リカバリの手法が確立できていなければ片手落ち、
なかなかに考えさせられる自家撞着でした、であれば、ミスをしても大丈夫な仕組みが必要か。
そんな”白い巨塔”の魑魅魍魎の様が、なんとも興味深い。
スナイプは実在するとの事ですが、題名にもある”黒いペアン”もまた、実在するのでしょうか。
ん、若き日の、田口&速水&島津トリオの様子も楽しかったです。
(出典: booklog.jp)
“功利主義”と言うとどこか堅苦しく考えてしまいますが、平易に考えると、
自分自身にとって必要な知識を抽出し整理する、位のニュアンスになりますか。
- 読書には、大きな罠がある。
個人的には、読書をすること≒考えること、との認識ですが、
この辺りは基礎学問である歴史学の影響が強いと感じています。
- 経済発展の背後には、精神力があるということが再認識されている
- 自由な討論に基づく公共圏を回復することで、
国家の横暴を規制するという気構えが残っている限り、
大衆民主主義は、他の政治体制と比較してよりましな制度なのである
知識として吸収した上で知恵として昇華し、自己の成長につなげる。
これはまさしく、”地頭”を育てるとの観点でしょう。
そしてそのつながりが、”国家”という組織の構成員としての立ち位置も明確にしていく、
福沢諭吉の言う「国を支えて国を頼らず」との観点にいう、自立、になるんでしょう。
ん、以前はその観念的すぎる内容から挫折した”資本論”や”新約・旧約聖書”、
いい機会ですしリトライしてみようかなぁ、なんて。
(出典: booklog.jp)
古典部シリーズと言われるものの、第2弾。
とある夏休み、青春の挫折の物語、なんていうと甘酸っぱすぎますか。
高校の夏休みのイメージというと、ヒグラシの鳴く夕刻を思い出すのは、
センチメンタリズムが過ぎますかね、、ん、ホームズネタがあったので☆一つプラスです。
(出典: booklog.jp)
「Story Seller」での”玉野五十鈴の誉れ”が印象的だった、米澤さんの著作。
とある高校を舞台とした、青春ミステリとなりますか。
10年以上前のデビュー作とのことですが、柔らかな文体は変わらずに。
終盤に明らかになる題名に籠められた想いは、なかなかに。
ん、高校時代の想い出が久々に甦ってきました、なんて。
(出典: booklog.jp)